ごあいさつ・経営理念
ごあいさつ 代表取締役会長 田中 裕二
ごあいさつ 代表取締役会長 田中 裕二
1716年に商祖・小泉太兵衛が麻布の行商を始めてから300余年―
当社は創業の時代から現在に至る明治・大正・昭和の長い激動の歴史を経て、小型家電の市場に「開発型サプライヤー」という独自のフィールドを見出してきました。それが今日、自社ブランドの企画・開発と、国内外有力ブランドメーカーの代理店業務という事業の最適なコンビネーションのもと、幅広い商品群を通してより豊かな「ライフスタイル」を提案する需要創造型ビジネスモデルに結実。新鮮な発見と体験に満ちた共感力のある売り場提案へとつながっています。
その根底にあるのは、一つの商品、一つの強みに固執せず、常に生活者に視点に立って、暮らしの変化に寄りそうように積み上げてきた「日々の小さな革新」の歴史であり、それは社員ひとりひとりの気づきや閃きを「くらしの知恵」に変える、無形かつ無限の経営資源となって今も息づいています。
これからも時代の変化と向き合いながら「量の追及」よりも「質の豊かさ」を事業の本分として、社員にとってやりがいと自己実現の場、お取引先様にとっては共に共存・共栄をめざすパートナー、また生活者にとってはより豊かなくらしのナビゲーターとして、コイズミのブランド価値をさらに高めてまいりたいと思います。
小泉成器(コイズミグループ)は、近江商人独特の商道徳である三方よしの精神を小泉創業以来そのDNAを継いでいます。三方よしとは、売り手と買い手が共に満足し、また社会にも貢献するのが良い商売であるという意味であり、当社は今もなおその思想を受け継いでいます。近江商人は広域志向の商人であり、本店を中心に全国へ販売網を展開させるという手法で活動領域は全国各地に及んでいました。このことからも他の土地に入り込むと言う事は、信用信頼を得ることが最優先と考えられ、三方よしの思想に繋がっています。
最高の技術、最高の商品、最高の有力販売網、最優秀店、最高の販売シェア(会社存立の絶対の基盤、合理化の最大の基礎条件)